鈴木 絢子(大分大学 理工学部 助教)

予想外の「なんで!?」が私の原動力
宮崎県出身。
山口大学大学院医学系研究科単位取得退学の後、博士(生命科学)取得。
同大学および産学官連携センターの学術研究員を経て、平成28年より大分大学着任。

工夫を凝らした取組が結果に結びつく瞬間が魅力

研究をしていると時折遭遇する予想外の「なんで!?」とアイデアが私の原動力です。模範解答がわからない、疑問や課題、発想について、自由にディスカッションする時間と、工夫を凝らして取り組み、結果に結びつく瞬間にとても魅力を感じています。
現職では、多くの先生方や学生、関係者の方々の助言や協力が得られているおかげで、一人では絶対に取り組めなかった新しい研究に取り組むことが出来ています。

優秀な人≠間違わない人

博士課程は、研究すると同時に自分の価値観を再構築し続けた期間でした。自身に向き合い、変えることはとても苦しく、簡単ではありませんが、研究を進めるために必須でした、恩師にかなり根気強く叱咤(稀に激励)していただいたおかげで、今の自分があります。研究者とは研究のプロですが、「プロに求められるのは、真実に速く到達できる優秀さで、優秀な人は間違わない人ではない。間違いを怖がるな。」など、恩師からの言葉の数々は、今でも迷ったときに立ち返る礎になっています。

価値観の多様性を相乗効果に変える

様々な方と意見や考えを交わすことで、自分自身が成長したいです。立場や組織によって異なる着眼点や価値観の多様性を相乗効果に変えて、世の中の役に立つものを創っていきたいと思っています。

体が資本

自分に合ったワークライフバランスはまだ模索中です。身体が資本だと痛感しているので、もう少し健康管理に努めたいこの頃。

[Advice for you] 何かをやめることは、新しい何かを始められるということ

目の前の機会には、多少想定外の機会でも肩の力を抜いて飛び込んでみてください。「合わなければやめたっていいや」くらいの気持ちで始めるのもアリです。以前の私は、初志貫徹が何より重要で、途中で方向転換することをいけないことだと思っていました。でも、自分も周囲も常に変化するもので、何かをやめることは、新しい何かを始められるということです。その世界を知ってみれば意外とハマるかもしれませんよ。そして、思い悩んだ時に、ありのままの気持ちを素直に話せて、それを聴いてくれる人を大切にしてください。私は悩み躊躇した時、家族、友人や恩師が、辛抱強く話を聴き、そっと背中を押してくれたことに心から感謝しています。