浅海 靖恵(大分大学 福祉健康科学部 准教授)

私らしさを見失わないためにリチャージ
愛媛県出身。
理学療法士として勤務した後、香川県・山口県・熊本県において教員として後進の育成に従事。
久留米大学大学院医学研究科学専攻博士課程修了。
平成28年より大分大学福祉健康科学部に着任、現在に至る。

思い出作りのサポート

どんなに時代が変わっても「変わらないもの」と、時代と共に「変わっていかなければならないもの」。その両方(理学療法士としてのmindと理学療法としての最新の理論や技術)の大切さを学生たちに伝えていけること、そして学生たちの人生に深く関わり思い出作りのサポートができることが教員としての「働きがい」であり、自分のなしたことが誰かの役に立っていると感じられることが研究者・臨床家としての「働きがい」だと感じています。

今日一日を大切に生きよう

三度におけるネガティブなライフイベントがありました。
一つ目は10代の頃の病気です。理学療法士を知るきっかけとなり、進路を変えました。
二つ目は20代の頃、パートナーとの死別です。臨床家から教員へなるきっかけとなりました。
そして三つ目は40代の頃、病気による人生観の揺らぎです。「辛かったけど、人生修行になった」とか「今後の人生に活きてくるだろう」とかポジティブな意味づけができるようになったのは、「今日一日を大切に生きよう」という命への感謝と「決して逃げない」という強い信念があったからこそです。もちろん周りの人の支えなしではきっと乗り越えられなかったと思います。

私らしさを見失わないためにrecharge

健康で心にゆとりがあってこそ、仕事での集中力や創造力が高まると思っています。「疲れたなぁ」と感じた時には無理せず、できるだけ心身を開放してリラックスする時間を持つように心がけています。好きなものに囲まれて、美味しいものを食べ、大切な人とおしゃべりする。単純なことですが、私らしさを見失わないために必要なrecharge、これでまた勇気と元気が湧いてきます。

一つの種が大きな森になるような活動

異文化・多様な価値観がぶつかり合うことで、化学反応的に新しいものが生み出せる。新しい出会いによって、未知なる可能性が広がってくる。そんな未来を想像するだけでワクワクしてきます。新しいことを始めるときには不安はつきものですが、一人ではできないことも仲間と一緒ならやれるような気がします。一つの種が時間をかけて大きな森になるよう、自身を高め、共に成長し、社会を変えていける活動になればと考えます。

[Advice for you] 心を定め、希望をもって歩むならば、必ず道は開けてくる

人にはそれぞれ与えられた道があります。心を定め、希望をもって歩むならば、必ず道は開けてくるでしょう。大切なのは自分が望んだように生きること。一度しかない人生、いつも好奇心を持ち続け、自ら楽しみ、人々にも喜びを与えられるといいですね。